能州通信~from能登・門前

お小夜・重蔵の悲恋伝説と重蔵神社大祭

奥能登には「お小夜・重蔵(しげぞう)の悲恋伝説」があります。

江戸時代、恋仲だった剱地(つるぎじ)村のお小夜と輪島の重蔵。

船乗りの重蔵は海で時化にあい命を落とします。

悲しみのあまり毎日、琴ヶ浜で泣き続け
海に身を投げ自らの命を断ったお小夜。

ちなみに琴ヶ浜が「泣き砂の浜」と呼ばれ
踏みしめると「キュッキュッ」と鳴るのは
お小夜の泣き声と言われてます。

不憫に思った村人が海の見える場所に祠を建てたのですが
船が沖を通るたびに大時化になり船が遭難するため
海の見えない場所、上代(うわだい)に
お小夜の黒髪を祀る「黒髪神社」を建てました。

そして昨夜は4日間にわたって繰り広げられる
輪島大祭2日目の重蔵(じゅうぞう)神社大祭の日。

名前の通りお小夜の恋人、重蔵ゆかりの神社とされてます。

その重蔵神社大祭に重蔵神社が
黒髪神社の神輿を招待するという形で7年ぶりに大祭に参加。

河合町の道の駅「ふらっと訪夢(ほうむ)」に運び込まれた
黒髪神社の神輿・・・

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夜7時に出発して輪島の市街地を練り歩きます。

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夜8時頃になると、河井地区の各町内から担ぎ出された
沢山のキリコが重蔵神社境内に集結。

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黒髪神社の神輿も重蔵神社本殿に到着。

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その後、沢山のキリコや重蔵神社の神輿と一緒に
マリンタウンに繰り出し、クライマックスの大松明が勢いよく倒される瞬間。

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そして重蔵神社と黒髪神社の神輿が
御仮屋に到着するころは日付が変わってました。

輪島大祭3日目の今日は住吉神社大祭で
最終日の明日4日目は輪島前(ざき)神社大祭です。